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2
3
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ケース@ |
ケースA |
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運用額 |
利益 |
運用額 |
利益 |
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A氏 |
100億 |
10億 |
10億 |
1億 |
B氏 |
10億 |
5億 |
100億 |
50億 |
合計 |
110億 |
15億 |
110億 |
51億 |
かなり極端な例とはいえ、利回りを基準に経営判断をすれば業績ががらりと向上することが分かります。
これまでの日本企業は、効率よりも規模(絶対額)を重視し、規模の拡大、シェアの拡大に血道を上げてきました。逆の言い方をすれば、その陰で投資効率なる考え方が蔑ろにされてきたといっても過言ではありません。
何故そうなってしまったかという点については別の項で取り上げますが、いずれにしても投資効率を意識してこなかったことが、 バブル破綻後の日本企業の収益力低迷を招いた要因のひとつであると説明できます。
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